ひとことで
研究では、骨盤底筋トレーニングに腹式呼吸を加えたグループで、1年後も射精までの時間が保たれていたという結果が報告されました。
283秒腹式呼吸を加えた群で伸びた射精までの時間(中央値)
わかったこと
- トルコで早漏のある男性62人を2群に分けたランダム化比較試験(最後まで参加したのは59人)
- 両群とも行動療法と骨盤底筋トレーニングを8週間行い、片方の群だけ毎日の腹式呼吸を追加
- 射精までの時間の増加(中央値)は283秒と204秒。1年後に有意に短くなったのは呼吸なしの群だけ
注意したい点
59人が最後まで参加した小規模な試験です。要旨では8週後の時間のグループ間の差がP=0.12と書かれており、統計的にはっきりした差とは言い切れません。開始前の時間は直接測ったものではなく推定で、8週以降に運動を続けたかどうかの記録もありません。骨盤底筋トレーニングは研究で使われている選択肢の一つですが、誰にでも同じ結果が出るとは限りません。気になる症状が続く場合は医師に相談してください。
出典
- Erkut U, et al. J Sex Med (2025)論文原文を見る
要約は出典をもとに編集部が書いたものです。


