性の健康

男性の性病の種類と症状一覧:クラミジア・淋菌・梅毒・ヘルペス・コンジローマ・HIV

最終更新 参考文献 5件約6分メンズコア研究所 編集部

参考にした論文や資料は記事の最後に載せています。医師の監修は受けていません。編集方針

排尿のときに少し痛む、陰部に見慣れないできものがある。気になっても、どの病気なのか見当がつかないと不安が増します。男性に多い性病の症状を一覧にしました。

要点

男性に多い性病には、性器クラミジア、淋菌感染症、梅毒、性器ヘルペス、尖圭コンジローマ、HIVなどがあります。排尿の痛みやうみ、陰部のしこりやいぼなどが主な症状ですが、症状が軽い・出ないことも多く、症状だけでは見分けられません。不安な機会があったら、検査を考えてください。

目次
  1. 主な性病と男性の症状
  2. 症状が出にくいもの
  3. 検査を受ける時期
  4. どこで検査・相談する?
  5. よくある質問
  6. 参考文献
  7. あわせて読む

主な性病と男性の症状

潜伏期間(感染してから症状が出るまで)は、数日のものから数か月かかるものまであります。

性器クラミジア

主な症状:排尿の痛み、尿道のかゆみ

男性では尿道炎や、精巣上体炎(陰のうの腫れや痛み)を起こすことがある。症状が軽く、気づかないことが多い

検査:尿など

淋菌感染症(淋病)

主な症状:排尿の強い痛み、尿道からのうみ

男性では症状がはっきり出やすい。のどや直腸の感染は症状が出にくい

検査:尿など

梅毒

主な症状:痛みの少ないしこりやただれ、発疹

約3週間で感染した部分にしこり。数か月後に手のひらや足の裏などに発疹。治療しなくても症状が消えることがある

検査:血液

性器ヘルペス

主な症状:痛み、かゆみ、水ぶくれ、ただれ

初めてかかったときは強い痛みや発熱、リンパ節の腫れを伴うことがある。くり返し出ることがある

検査:患部の診察など

尖圭コンジローマ

主な症状:陰部や肛門のいぼ

カリフラワーやニワトリのとさかのような形のいぼ。痛みやかゆみはないことが多い

検査:患部の診察

HIV

主な症状:初期に発熱、のどの痛み、筋肉痛

かぜのような症状が出ることがあるが、その後は長く症状がないことが多い

検査:血液

症状が似ているものもあり、ひとつの病気だけでなく複数に同時にかかっていることもあります。見た目や症状で自己判断せず、検査で確かめることが大切です。

症状が出にくいもの

世界保健機関(WHO)は、性感染症の多くは症状がないとしています。とくに次のような場合は、気づかないまま過ごしてしまうことがあります。

  • クラミジア:男性でも症状が軽く、気づかないことが多い
  • のど・直腸の感染:口や肛門を使った性行為でうつった場合、症状が出にくい
  • 梅毒:しこりや発疹が自然に消えることがあり、何年も気づかないことがある

症状がなくてもパートナーにうつることがあります。

検査を受ける時期

感染の機会からすぐに検査しても、見つからない時期(ウィンドウ期)があります。検査で感染がわかる時期は病気によって違い、たとえば梅毒の血液検査は、感染の機会から2か月以上たってからが目安とされています。ただし、症状がある場合は待たずに受診してください。

どこで検査・相談する?

  • 泌尿器科・性感染症を診る医療機関:症状がある場合はこちら。診察と検査、治療まで受けられます。
  • 保健所:多くの保健所でHIVや梅毒の検査を無料・匿名で受けられます。日時や項目はHIV検査相談マップで確かめられます。
  • 郵送検査キット:自宅で検体を採って送る方法です。診断の代わりにはならず、陽性なら受診が必要です。

よくある質問

男性に多い性病は何ですか?

日本で多く報告されているのは、性器クラミジア、淋菌感染症、梅毒、性器ヘルペス、尖圭コンジローマなどです。クラミジアは症状が軽く気づきにくく、淋菌は男性では排尿の痛みやうみが出やすいとされています。

症状がなければ性病ではありませんか?

そうとは限りません。クラミジアのように症状が軽く気づきにくいものや、のど・直腸の感染のように症状が出にくいものがあります。不安な機会があった場合は、症状がなくても検査を考えてください。

性病の検査はいつ受ければいいですか?

感染の機会からすぐに検査しても、見つからない時期(ウィンドウ期)があります。検査で感染がわかる時期は病気によって違い、たとえば梅毒の血液検査は感染の機会から2か月以上たってからが目安とされています。症状がある場合は待たずに受診してください。

参考文献

  1. 厚生労働省「性感染症」(HIV・性感染症の検査と相談) www.mhlw.go.jp/hivkensa/sti/(閲覧日 2026年10月13日)
  2. 堺市「性感染症とは」(2026年2月3日更新) www.city.sakai.lg.jp/kenko/kenko/kansensho/kansensho/samazam(閲覧日 2026年10月13日)
  3. 神奈川県衛生研究所「梅毒」 www.pref.kanagawa.jp/sys/eiken/003_center/0006_disease/0006_(閲覧日 2026年10月13日)
  4. World Health Organization. Sexually transmitted infections (STIs). Fact sheet. www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/sexually-transmitte(閲覧日 2026年10月13日)
  5. HIV検査相談マップ(厚生労働科学研究費補助金エイズ対策政策研究事業 HIV検査体制の構築に関する研究班) www.hivkensa.com/(閲覧日 2026年10月13日)

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