フェヌグリークの効果:テストステロン・性機能の研究と副作用
参考にした論文や資料は記事の最後に載せています。医師の監修は受けていません。編集方針
カレーのスパイスとしても使われるフェヌグリークは、男性ホルモンのサプリによく入っている成分です。どこまで研究で確かめられていて、どこからがまだわかっていないのかを整理しました。

4件の試験をまとめた2020年の分析では、フェヌグリーク抽出物で総テストステロンに影響が見られたと報告されています。60人の試験では性欲の評価が上がったという結果もあります。ただし試験は小さく、製品も限られ、メーカーが関わった研究もあります。勃起そのものを調べた研究はほとんどありません。血糖を下げることがあるため、糖尿病の薬を飲んでいる人は医師に相談してください。
フェヌグリークとは
フェヌグリーク(学名 Trigonella foenum-graecum、和名はコロハ)は、地中海沿岸やインドで育てられてきたマメ科の植物です。その種は「メティ」と呼ばれ、カレーのスパイスとして使われます。日本でも香辛料として手に入ります。サプリメントでは種の抽出物が使われます。
テストステロン・性機能の研究
- わかったこと
- フェヌグリーク抽出物をとったグループで、総テストステロンに統計的に意味のある影響が見られた
- 注意
- 試験の数が少なく、使われた抽出物の種類や量も試験ごとに違います
- わかったこと
- 偽薬とくらべて、性欲などをたずねる質問票の評価が上がった
- 注意
- 対象はEDのない健康な男性で、ミネラルも一緒に入った製品です。製品のメーカーが関わった研究で、勃起機能は主な評価ではありません
研究の限界
- 試験が小さく短い:多くは数十人・数週間〜数か月です。
- 製品が限られる:特定の抽出物を使った試験が多く、市販品すべてに当てはまるとは限りません。
- メーカーが関わった研究がある:結果が前向きに出やすいことが知られています。
- 勃起そのものは調べられていない:EDの男性を対象に勃起機能を主に評価した試験は、ほとんどありません。
副作用と注意(血糖・アレルギー)
米国国立衛生研究所(NIH)の補完統合衛生センターは、次の点をあげています。
- よく見られる副作用は、下痢や吐き気などの胃腸の症状
- 2型糖尿病の人で血糖を下げる可能性があり、大量にとると血糖が下がりすぎるおそれがある
- アレルギー反応が起こることがある(マメ科のため、ピーナッツなどのアレルギーがある人は注意)
- 食事でとる量を超える使用は、妊娠中は安全ではない
糖尿病の薬など、薬を飲んでいる人は、とる前に医師や薬剤師に相談してください。
フェヌグリークサプリの選び方
フェヌグリークの製品は食品で、病気の治療や予防を目的としたものではありません。国内で販売され、1日の目安量と抽出物の量がはっきり書かれているものを選び、「増大」「必ず」などをうたう製品は避けてください。
テストステロンのためのほかの方法
研究で関係がはっきりしているのは、睡眠と体重です。睡眠を5時間未満にした1週間でテストステロンが10〜15%下がったという研究や、肥満の男性で減量が大きいほど上がったという分析があります。筋トレ・睡眠・食べ物まで含めて、テストステロンを増やすには?にまとめています。
1分ケーゲルを、いまやってみる成分を調べるのと同じくらい、骨盤底筋の練習も研究されています。断面図の動きに合わせて、締める・ゆるめるを10回。登録もアプリも不要です。よくある質問
フェヌグリークとは何ですか?
マメ科の植物で、その種は「メティ」としてカレーなどのスパイスに使われます。日本でも香辛料として売られています。サプリメントでは種の抽出物が使われ、男性ホルモンや性欲との関係が研究されています。
フェヌグリークでテストステロンは増えますか?
4件の試験をまとめた2020年の分析では、フェヌグリーク抽出物で総テストステロンに影響が見られたと報告されています。ただし試験の数が少なく、使われた抽出物も限られていて、メーカーが関わった研究もあります。勃起そのものを調べた研究はほとんどありません。
フェヌグリークに副作用はありますか?
米国国立衛生研究所(NIH)の機関は、下痢や吐き気などの胃腸の症状をあげ、大量にとると血糖が下がりすぎるおそれがあるとしています。マメ科のため、ピーナッツなどのアレルギーがある人も注意が必要です。糖尿病の薬など、薬を飲んでいる人はとる前に医師や薬剤師に相談してください。
このアプリやサイトでEDや早漏は治りますか?
「必ず治る」とお約束することはできません。メンズコアAIは、EDや早漏の悩みに向き合う男性のために、研究で効果が報告されている方法を届けるサイトとアプリです。骨盤底筋トレーニングや有酸素運動は、臨床試験で勃起機能や射精のコントロールに変化が見られたと報告されている方法の一つで、科学的な根拠にもとづくトレーニングとして提供しています。ただし研究の多くは小規模で、すべての人に同じ効果があるとは限りません。医療機器でも治療の代わりでもないため、症状が続く場合は医療機関への相談もあわせて検討してください。
参考文献
- Mansoori A, et al. Effect of fenugreek extract supplement on testosterone levels in male: A meta-analysis of clinical trials. Phytother Res. 2020;34(7):1550-1555. pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32048383/(閲覧日 2026年10月13日)
- Steels E, Rao A, Vitetta L. Physiological aspects of male libido enhanced by standardized Trigonella foenum-graecum extract and mineral formulation. Phytother Res. 2011;25(9):1294-1300. doi.org/10.1002/ptr.3360(閲覧日 2026年10月13日)
- National Center for Complementary and Integrative Health (NIH). Fenugreek(2025年2月更新) www.nccih.nih.gov/health/fenugreek(閲覧日 2026年10月13日)


